RADIOLOGY GLOSSARY

サイドローブアーチファクト(Side-lobe Artifact)

IN ONE LINE

一言でいうと

主ビームの外側の副次的なローブから得られたエコーが、主ビーム上の信号として誤表示される現象です。

BEGINNER GUIDE

はじめて学ぶ方へ

主な音の方向の脇にも弱い音が出ています。その戻りを正面からの音として表示すると、違う位置に写ります。

身近なイメージ

教材用に往復時間40 μs、仮定音速1540 m/sの軸外エコーを考えます。 約30.8 mmの主ビーム上へ表示され得ます。これは反射体の正しい横位置ではありません。

そもそもサイドローブアーチファクトとは?

主な音の方向の脇にも弱い音が出ています。その戻りを正面からの音として表示すると、違う位置に写ります。

軸外のエコー/主軸へ誤配置/アポダイゼーション

定義・しくみ

主ビームの外側の副次的なローブから得られたエコーが、主ビーム上の信号として誤表示される現象です。強い反射体の近くや無エコー領域に偽のエコーを生じ得ます。

FORMULA

深さ換算は直線経路仮定です。

真の横位置は求められません。

具体例で確認

教材用に往復時間40 μs、仮定音速1540 m/sの軸外エコーを考えます。

表示深さ==30.8 mm

約30.8 mmの主ビーム上へ表示され得ます。これは反射体の正しい横位置ではありません。

専門的にもう一歩

装置はエコーを主ビーム軸へ配置するため、軸外の反射体が画像を汚します。アポダイゼーションはサイドローブを抑える一方、主ローブ幅とのトレードオフがあります。副ローブの存在は離散配列だけに限定されません。

臨床・測定での確認点

  • 別角度で確認します。
  • 強い反射体を探します。
  • 副ローブ抑制と分解能を評価します。

覚えるポイント

  • 軸外のエコー
  • 主軸へ誤配置
  • アポダイゼーション

間違えやすい点

  • 偽エコーを必ず実体としない
  • 離散配列だけとしない
  • ゲイン低下を原因除去としない