RADIOLOGY GLOSSARY
サーベイメータ(Radiation Survey Meter)
IN ONE LINE
一言でいうと
作業場所や物体表面の放射線量率、表面汚染などを確認する携帯型測定器です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
放射線があるか、どのくらい強いかを現場で確認する道具です。
身近なイメージ
部屋の温度を温度計で見るように、放射線の状態を現場で見る機器です。
そもそもサーベイメータとは?
サーベイメータは、作業場所の線量率、表面汚染、漏洩放射線などを現場で測定する携帯形放射線測定器の総称です。測定目的と放射線の種類・エネルギーに合う検出器を選びます。
電離箱式、GM式、シンチレーション式、半導体式などがあり、感度、線量率範囲、エネルギー応答、方向依存性、時定数が異なります。一台ですべての測定を適切に行えるわけではありません。
定義・しくみ
放射線場を探索・評価するため、検出器、計数・線量率演算回路、表示部を一体化した可搬型測定器です。空間線量率用ではμSv/hなど、表面汚染用ではcpsやBq/cm²などを表示し、校正核種と換算効率を明示して使用します。
具体例で確認
RI汚染を探索するため、測定器を表面から一定距離でゆっくり移動します。
時定数に応じて指示が追従する速度で走査し、異常箇所では止めて計数します。速く動かしすぎると応答前に通過し、汚染を見逃します。
専門的にもう一歩
電離箱式、GM式、シンチレーション式などがあり、測定対象や線量率範囲で使い分けます。時定数、方向依存性、エネルギー特性、校正が重要です。
臨床・測定での確認点
- 使用前に外観、電池、バックグラウンド、標準線源応答を確認します。
- 電離箱式は高線量率やパルス場、GM式は汚染探索、シンチレーション式は高感度測定など用途が異なります。
- 検出窓を汚染面へ接触させず、薄窓を破損しない距離と保護を保ちます。
- 測定範囲超過やGM管の飽和で低く指示する可能性があり、無指示を安全と即断しません。
覚えるポイント
- 用途に応じた検出器選択
- 表面汚染と空間線量率の違い
- 時定数と読み取り
間違えやすい点
- 全ての放射線に同じ感度と考えない
- 校正条件を無視しない
- 表面汚染測定と空間線量率測定を混同しない