RADIOLOGY GLOSSARY
加速分割照射(Accelerated fractionation)
IN ONE LINE
一言でいうと
通常の分割スケジュールより全治療期間を短縮することを主な特徴とする分割照射です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
回数だけでなく、治療全体を終えるまでの日数を短くする方法です。
身近なイメージ
同じ照射回数の教材案で、全治療期間だけを6週から4週へ短縮したとします。 短縮という軸では加速です。これだけでは1回線量や正常組織への安全性は判定できません。
そもそも加速分割照射とは?
回数だけでなく、治療全体を終えるまでの日数を短くする方法です。
全治療期間短縮。/治療中再増殖。/過分割との区別。
定義・しくみ
通常の分割スケジュールより全治療期間を短縮することを主な特徴とする分割照射です。1日に複数回照射する等の方法があり、1回線量を小さくする過分割照射とは定義の軸が異なります。
FORMULA
時間効果を省略したBEDだけでは期間差を評価できません。
再増殖補正は開始時期等のモデル依存性があります。
具体例で確認
同じ照射回数の教材案で、全治療期間だけを6週から4週へ短縮したとします。
短縮という軸では加速です。これだけでは1回線量や正常組織への安全性は判定できません。
専門的にもう一歩
全治療期間を短くして腫瘍の治療中再増殖の影響を抑えることを狙います。一方、急性正常組織反応や分割間の不完全修復が問題になり得ます。過分割と加速を併用したスケジュールもあるため別々に記述します。休止日と分割間隔を含む臨床プロトコルで判断し、同じ総線量と回数なら同じ効果と決めません。
臨床・測定での確認点
- 全治療期間と休止日を記録します。
- 分割間隔と修復の条件を確認します。
- 急性反応を含めた臨床根拠に従います。
覚えるポイント
- 全治療期間短縮。
- 治療中再増殖。
- 過分割との区別。
間違えやすい点
- 必ず1回線量を増やす方法ではありません。
- 過分割と同義ではありません。
- 期間を短くすれば副作用も必ず減るとは限りません。