RADIOLOGY GLOSSARY

コメットテイルアーチファクト(Comet-tail Artifact)

IN ONE LINE

一言でいうと

近接した強い反射面の間の反復反射などにより、反射体の後方へ短い尾状の高エコーが続く現象です。

BEGINNER GUIDE

はじめて学ぶ方へ

小さな強い反射体の奥へ、彗星の尾のような明るい線が続いて見えます。尾そのものが組織とは限りません。

身近なイメージ

概念例として、小さな金属反射体の後方に密な短い反復エコーが出た場合です。 尾は反復して戻る音の表示で、同じ長さの実体が続くとは限りません。走査条件を変えて評価します。

そもそもコメットテイルアーチファクトとは?

小さな強い反射体の奥へ、彗星の尾のような明るい線が続いて見えます。尾そのものが組織とは限りません。

短い尾状高エコー/反復反射/リングダウンとの違い

定義・しくみ

近接した強い反射面の間の反復反射などにより、反射体の後方へ短い尾状の高エコーが続く現象です。多重反射の一型で、気体に由来するリングダウンと一律に同一視しません。

FORMULA

尾長を実構造の長さへ直結しません。

形だけで機序を断定しません。

具体例で確認

概念例として、小さな金属反射体の後方に密な短い反復エコーが出た場合です。

尾は反復して戻る音の表示で、同じ長さの実体が続くとは限りません。走査条件を変えて評価します。

専門的にもう一歩

短い間隔の反復反射が重なって、減衰する尾状像になります。石灰化や金属などでも生じ、尾を認めたことだけで材質や良悪性を確定できません。リングダウンには、気泡群とその間の液体から連続信号が生じる実験モデル等があり、短間隔の反復エコーとは機序を分けます。

臨床・測定での確認点

  • 反射体を確認します。
  • 材質を画像だけで確定しません。
  • リングダウンと分けます。

覚えるポイント

  • 短い尾状高エコー
  • 反復反射
  • リングダウンとの違い

間違えやすい点

  • 必ず気体としない
  • 尾を実体としない
  • 所見だけで良悪性を決めない

一緒に確認したい用語

多重反射Bモード鏡面反射