RADIOLOGY GLOSSARY
計数効率(Counting efficiency)
IN ONE LINE
一言でいうと
指定した条件で放出された対象の粒子や光子の数に対して、検出器が記録した正味の計数の割合です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
出た放射線のうち何割を数えられたかを、条件を決めて表す割合です。
身近なイメージ
指定エネルギーの光子10000個の放出に対し、背景補正後500個を記録する理想例です。 この幾何と窓の全効率は5%です。全ての核種・配置で同じ値にはなりません。
そもそも計数効率とは?
出た放射線のうち何割を数えられたかを、条件を決めて表す割合です。
正味計数/対象放出数。/全効率と固有效率。/放出確率と配置依存。
定義・しくみ
指定した条件で放出された対象の粒子や光子の数に対して、検出器が記録した正味の計数の割合です。分母を放出数か検出器への入射数かで区別し、エネルギーや幾何条件を明示します。
FORMULA
効率は無次元です。
放出数は必要に応じて放射能×時間×放出確率から求めます。
具体例で確認
指定エネルギーの光子10000個の放出に対し、背景補正後500個を記録する理想例です。
ε==0.05=5%
この幾何と窓の全効率は5%です。全ての核種・配置で同じ値にはなりません。
専門的にもう一歩
線源からの放出数を分母とする全効率は、立体角、吸収、検出器内の相互作用やエネルギー窓を含みます。検出器への入射数を分母とする固有效率とは異なります。放射能から計算する場合は対象放射線の放出確率、測定時間、減衰や不感時間を対応させます。感度cps/MBqとの単位差も重要です。
臨床・測定での確認点
- 分母と対象放射線を明記します。
- 線源位置とエネルギー窓を固定します。
- 背景・減衰・不感時間を評価します。
覚えるポイント
- 正味計数/対象放出数。
- 全効率と固有效率。
- 放出確率と配置依存。
間違えやすい点
- 感度cps/MBqと同じ単位ではありません。
- 全壊変が対象光子を一個出すとは限りません。
- 背景計数を線源の検出数へ含めません。