RADIOLOGY GLOSSARY
システム感度(Nuclear imaging system sensitivity)
IN ONE LINE
一言でいうと
定めた条件の放射能に対し、核医学撮像システムがどれだけの計数率を得るかを表す性能指標です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
同じ量の放射性物質から、装置全体がどれだけ多くの信号を拾えるかの指標です。
身近なイメージ
背景を差し引いた計数率が6000 cps、測定時点の放射能が50 MBqとします。 この測定条件で感度は120 cps/MBqです。核種・距離・窓やコリメータが変わる値と無条件で比較しません。
そもそもシステム感度とは?
同じ量の放射性物質から、装置全体がどれだけ多くの信号を拾えるかの指標です。
計数率と放射能の比。/総合性能としての評価。/感度と分解能のトレードオフ。
定義・しくみ
定めた条件の放射能に対し、核医学撮像システムがどれだけの計数率を得るかを表す性能指標です。コリメータ、検出器、エネルギー窓と測定幾何を含めて評価します。
FORMULA
計数率と放射能の単位を明示します。
放射能濃度で規格化する定義とは分母の単位が異なります。
具体例で確認
背景を差し引いた計数率が6000 cps、測定時点の放射能が50 MBqとします。
S==120
この測定条件で感度は120 cps/MBqです。核種・距離・窓やコリメータが変わる値と無条件で比較しません。
専門的にもう一歩
平面撮像では計数率を放射能で割ったcps/MBqなどで表します。SPECTやPETではファントムや規格によって定義と測定手順が異なります。高感度は統計を改善し得ますが、コリメータの分解能との兼ね合いがあります。標準線源の感度から患者の計数率を直接予測することはできません。
臨床・測定での確認点
- 放射能を測定時刻へ減衰補正します。
- 背景・数え落としと幾何条件を確認します。
- 規格の線源と感度定義を記録します。
覚えるポイント
- 計数率と放射能の比。
- 総合性能としての評価。
- 感度と分解能のトレードオフ。
間違えやすい点
- 感度は固有分解能の別名ではありません。
- 画像処理で明るくしても検出感度は増えません。
- 標準線源の値だけで患者画像の統計を決めません。