RADIOLOGY GLOSSARY

データベース正規化(Database normalization)

IN ONE LINE

一言でいうと

関係データベースの属性の依存関係に基づいて表を整理し、不要な重複と更新・追加・削除時の不整合を減らす設計方法です。

BEGINNER GUIDE

はじめて学ぶ方へ

同じ情報を何度も持って食い違わないように、表を適切な関係に分ける設計です。

身近なイメージ

教材で検査表の各行に同じ患者名を繰り返していたものを、患者表と患者IDを参照する検査表へ分けます。 名前の更新箇所をまとめられます。ただしキーと依存関係・参照整合性の確認が必要です。

そもそもデータベース正規化とは?

同じ情報を何度も持って食い違わないように、表を適切な関係に分ける設計です。

重複と更新不整合。/キーと依存関係。/第一~第三正規形。

定義・しくみ

関係データベースの属性の依存関係に基づいて表を整理し、不要な重複と更新・追加・削除時の不整合を減らす設計方法です。学習前に数値の尺度をそろえるデータの正規化とは異なる概念です。

FORMULA

表の数を増やすだけで正規形が決まるわけではありません。

単位換算や標準化の式とは別概念です。

具体例で確認

教材で検査表の各行に同じ患者名を繰り返していたものを、患者表と患者IDを参照する検査表へ分けます。

名前の更新箇所をまとめられます。ただしキーと依存関係・参照整合性の確認が必要です。

専門的にもう一歩

第一正規形では値と繰返し群を整理し、第二正規形では候補キーの一部に対する非キー属性の部分従属、第三正規形では不適切な推移的従属を解消することを学びます。主キー・外部キーで関係を保ち、情報を失わず結合できる分解を検討します。表を分けるだけで正規化とは限らず、性能や制約の実装も別途設計します。

臨床・測定での確認点

  • キーと属性の関数従属を確認します。
  • 参照整合性と更新時の扱いを設計します。
  • 結合の性能と必要なら非正規化の理由を明示します。

覚えるポイント

  • 重複と更新不整合。
  • キーと依存関係。
  • 第一~第三正規形。

間違えやすい点

  • 分割した表が必ず第三正規形とは限りません。
  • 正規化が常に照会を高速化するとは限りません。
  • 患者情報の匿名化・暗号化とは同義ではありません。