RADIOLOGY GLOSSARY
エネルギーフルエンス(Energy Fluence)
IN ONE LINE
一言でいうと
微小な球へ入射する放射線粒子のエネルギー総和を、その球の断面積で割った量です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
ある場所を通る粒子の数だけでなく、それらの持つエネルギーを合計して面積当たりに表します。
身近なイメージ
教材用にE=1 MeV、Φ=10⁶ cm⁻²の単色光子とします。 面積当たりの入射エネルギーです。吸収線量には物質の係数等が必要です。
そもそもエネルギーフルエンスとは?
ある場所を通る粒子の数だけでなく、それらの持つエネルギーを合計して面積当たりに表します。
J/m²/Ψ=EΦ/スペクトル積分
定義・しくみ
微小な球へ入射する放射線粒子のエネルギー総和を、その球の断面積で割った量です。SI単位はJ/m²であり、粒子数を面積で割る粒子フルエンスとは異なります。
FORMULA
EΦは単色の場合です。
1 MeV≈1.602×10⁻¹³ Jです。
具体例で確認
教材用にE=1 MeV、Φ=10⁶ cm⁻²の単色光子とします。
Ψ=10⁶ ×10⁻³
面積当たりの入射エネルギーです。吸収線量には物質の係数等が必要です。
専門的にもう一歩
単色粒子ではエネルギーフルエンスΨ=EΦです。連続スペクトルではエネルギーごとの粒子フルエンスにEを掛けて積分します。単位時間当たりはエネルギーフルエンス率であり、どちらも物質が実際に吸収した線量そのものではありません。
臨床・測定での確認点
- エネルギー分布を指定します。
- 面積の単位を換算します。
- 率なら時間単位を付けます。
覚えるポイント
- J/m²
- Ψ=EΦ
- スペクトル積分
間違えやすい点
- Gyとしない
- 粒子数だけとしない
- 率と積算量を混同しない