RADIOLOGY GLOSSARY
計量トレーサビリティ(Metrological traceability)
IN ONE LINE
一言でいうと
測定結果を、それぞれが不確かさへ寄与する文書化された途切れない校正の連鎖により、基準へ結び付けられる性質です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
測定値がどの基準につながるかを、校正の道筋と不確かさで説明できることです。
身近なイメージ
国家標準に結び付く校正を受けた電離箱を、施設で指定線質・配置により用いる例です。 証明書、校正の連鎖、使用条件と不確かさを記録して測定結果の基準へのつながりを示します。
そもそも計量トレーサビリティとは?
測定値がどの基準につながるかを、校正の道筋と不確かさで説明できることです。
文書化された校正の連鎖。/測定結果の性質。/基準と不確かさ。
定義・しくみ
測定結果を、それぞれが不確かさへ寄与する文書化された途切れない校正の連鎖により、基準へ結び付けられる性質です。装置の履歴を追えることだけではなく、結果と量・基準の関係を指します。
FORMULA
トレーサビリティ自体には一個の数式や単位を割り当てません。
連鎖の各段階が不確かさへ寄与します。
具体例で確認
国家標準に結び付く校正を受けた電離箱を、施設で指定線質・配置により用いる例です。
証明書、校正の連鎖、使用条件と不確かさを記録して測定結果の基準へのつながりを示します。
専門的にもう一歩
基準には単位の実現、測定手順や標準物質などがあります。放射線計測では標準から校正機関、施設の基準線量計、実測結果へつながる条件を確認します。証明書が存在するだけで全使用条件の結果が適切になるとは限らず、校正範囲、補正、経時安定性と不確かさが必要です。
臨床・測定での確認点
- 量と基準、校正範囲を確認します。
- 証明書・補正・安定性の記録を保持します。
- 用途に十分な不確かさかを評価します。
覚えるポイント
- 文書化された校正の連鎖。
- 測定結果の性質。
- 基準と不確かさ。
間違えやすい点
- 物品の製造履歴だけを意味しません。
- 校正証明書だけで全測定の正確さを保証しません。
- 国際比較可能性と用途への適合性を同一視しません。