RADIOLOGY GLOSSARY
測定不確かさ(Measurement uncertainty)
IN ONE LINE
一言でいうと
利用した情報に基づき、測定対象へ割り当てる量の値の広がりを特徴付ける非負のパラメータです。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
測定値をどの程度の幅で受け止めるべきかを、根拠に基づいて評価する量です。
身近なイメージ
同じ線量値への独立な標準不確かさ寄与0.3 mGyと0.4 mGy、k=2を仮定します。 拡張不確かさは1.0 mGyです。k=2が常に正確な95%包含を意味するわけではありません。
そもそも測定不確かさとは?
測定値をどの程度の幅で受け止めるべきかを、根拠に基づいて評価する量です。
非負の広がりの指標。/標準・合成・拡張不確かさ。/Type A/Bと誤差の区別。
定義・しくみ
利用した情報に基づき、測定対象へ割り当てる量の値の広がりを特徴付ける非負のパラメータです。測定誤差の既知の値や単なる繰返しのばらつきとは異なり、校正などの寄与も含みます。
FORMULA
二乗和は独立な寄与が同じ出力量へ換算された場合です。
包含確率には分布・自由度などの条件があります。
具体例で確認
同じ線量値への独立な標準不確かさ寄与0.3 mGyと0.4 mGy、k=2を仮定します。
uc=√(0.3²+0.4²)=0.5 mGy; U=2uc=1.0 mGy
拡張不確かさは1.0 mGyです。k=2が常に正確な95%包含を意味するわけではありません。
専門的にもう一歩
標準不確かさを、繰返し観測によるType Aと他の情報によるType Bなどで評価します。出力の感度係数と相関を用いて合成し、包含係数kを掛けて拡張不確かさを表すことがあります。Type A/Bは評価方法の区別で、偶然誤差/系統誤差の単純な別名ではありません。
臨床・測定での確認点
- 測定対象・モデル・入力量を明示します。
- 単位・相関・包含係数を記録します。
- 不確かさの予算表を更新します。
覚えるポイント
- 非負の広がりの指標。
- 標準・合成・拡張不確かさ。
- Type A/Bと誤差の区別。
間違えやすい点
- 既知の誤差をそのまま不確かさとしません。
- 繰返しのばらつきだけで全寄与を代表させません。
- 校正済みなら不確かさゼロとは言えません。