RADIOLOGY GLOSSARY
モル放射能(Molar Activity)
IN ONE LINE
一言でいうと
指定した化学種の物質量当たりの放射能を表す量で、通常はBq/molやGBq/μmolで示します。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
同じ物質が何モルあるかに対し、放射能がどれほどあるかを示します。非放射性の同じ物質も数に入れます。
身近なイメージ
教材用に指定化学種の放射能100 MBq、全物質量2 μmolとします。 モル放射能は0.05 GBq/μmolです。放射性分子のモル数だけで割る値ではありません。
そもそもモル放射能とは?
同じ物質が何モルあるかに対し、放射能がどれほどあるかを示します。非放射性の同じ物質も数に入れます。
A/n/Bq/mol/時刻と化学種
定義・しくみ
指定した化学種の物質量当たりの放射能を表す量で、通常はBq/molやGBq/μmolで示します。分母には対応する非放射性の同じ化学種も含め、質量当たりの比放射能と区別します。
FORMULA
分母は対応化学種の全物質量です。
質量当たりとは単位が違います。
具体例で確認
教材用に指定化学種の放射能100 MBq、全物質量2 μmolとします。
Am==50 =0.05
モル放射能は0.05 GBq/μmolです。放射性分子のモル数だけで割る値ではありません。
専門的にもう一歩
Am=A/nです。放射能は時刻で変わるため測定・校正時刻を指定します。担体の量は受容体占有などへ影響し得ますが、モル放射能の高さだけで薬剤の純度や臨床適合性は保証されません。見かけ値か同定化学種の値かも確認します。
臨床・測定での確認点
- 化学種を指定します。
- 時刻を併記します。
- 物質量の測定法を確認します。
覚えるポイント
- A/n
- Bq/mol
- 時刻と化学種
間違えやすい点
- 放射性分子だけを分母としない
- 純度と同義にしない
- 比放射能と単位を混ぜない