RADIOLOGY GLOSSARY
偏差指数(Deviation index)
IN ONE LINE
一言でいうと
デジタルX線撮影の照射指数EIが、設定した目標照射指数EITからどの程度外れているかを対数で表す指標です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
検出器応答が目標より多いか少ないかを、プラス・マイナスで読み取る数値です。
身近なイメージ
EI=400、EIT=200とする教材例です。 目標の2倍に対応するDIです。撮影の適否は画像内容と施設の管理手順で評価します。
そもそも偏差指数とは?
検出器応答が目標より多いか少ないかを、プラス・マイナスで読み取る数値です。
DI=10 log10(EI/EIT)。/0は目標一致。/±3でおよそ2倍・半分。
定義・しくみ
デジタルX線撮影の照射指数EIが、設定した目標照射指数EITからどの程度外れているかを対数で表す指標です。DI=10 log10(EI/EIT)と定義され、ゼロは目標と一致することを示します。
FORMULA
EIとEITには同じ指標体系を使います。
DIの+3は3倍や3%を意味しません。
具体例で確認
EI=400、EIT=200とする教材例です。
DI = 10 ) ≈ +3.01
目標の2倍に対応するDIです。撮影の適否は画像内容と施設の管理手順で評価します。
専門的にもう一歩
EIがEITの2倍ならDIは約+3、半分なら約−3です。これは検出器応答の相対差で、患者線量や再撮影必要性を直接判断する値ではありません。TG232は実施設のDI分布や画質評価を踏まえた目標・管理基準の見直しを勧めており、古い固定範囲を全検査へ一律に当てはめません。
臨床・測定での確認点
- 部位・方向に適したEITを設定します。
- 外れ値は解析不良や撮影条件も調べます。
- 単発の値だけでなく施設の分布を監視します。
覚えるポイント
- DI=10 log10(EI/EIT)。
- 0は目標一致。
- ±3でおよそ2倍・半分。
間違えやすい点
- DI=0で診断画質を保証しません。
- 患者線量の偏差と呼び替えません。
- 範囲外を自動的な再撮影指示にしません。