RADIOLOGY GLOSSARY
屈折アーチファクト(Refraction Artifact)
IN ONE LINE
一言でいうと
音速が異なる媒質の境界で超音波の進路が曲がり、直進を仮定する装置が構造を誤った位置へ表示する現象です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
音が境界で曲がっても、装置はまっすぐ進んだと考えるため、構造が違う場所へ写ります。
身近なイメージ
教材用にc1=1540、c2=1450 m/s、入射角30度とします。 進路は法線に近づきます。計算角は境界の法線から測ります。
そもそも屈折アーチファクトとは?
音が境界で曲がっても、装置はまっすぐ進んだと考えるため、構造が違う場所へ写ります。
進路の曲がり/音速差/誤位置表示
定義・しくみ
音速が異なる媒質の境界で超音波の進路が曲がり、直進を仮定する装置が構造を誤った位置へ表示する現象です。横ずれや二重像を生じ、反射による鏡面像とは区別します。
FORMULA
平面境界のSnell則です。
音速とインピーダンスを分けます。
具体例で確認
教材用にc1=1540、c2=1450 m/s、入射角30度とします。
sinθ2=)sin30°;θ2≈28.1°
進路は法線に近づきます。計算角は境界の法線から測ります。
専門的にもう一歩
平面境界ではsinθ1/c1=sinθ2/c2の関係を用います。屈折角は音速差と入射角に依存し、戻りの経路にも影響します。複雑な境界では単純な一境界式で誤表示を予測できず、走査方向を変えて確認します。
臨床・測定での確認点
- 角度を変えて確認します。
- 音速差を考慮します。
- 複数経路を考えます。
覚えるポイント
- 進路の曲がり
- 音速差
- 誤位置表示
間違えやすい点
- 反射と同義にしない
- 直進を常に成立としない
- 角度を面から測らない