RADIOLOGY GLOSSARY
SPECT回転中心補正(SPECT centre-of-rotation correction)
IN ONE LINE
一言でいうと
回転型SPECTの投影画像で示される位置と、再構成が仮定する回転中心とのずれを測定し補正する校正です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
装置が回る中心と画像を計算する中心を一致させ、位置のずれによるぼけを防ぎます。
身近なイメージ
点線源の校正で、投影座標が期待値から一貫して2 mmずれていた教材例です。 原因と条件を確認して幾何学的補正を行い、点線源による再検査で改善を確かめます。患者の動きを自動的に補正したことにはなりません。
そもそもSPECT回転中心補正とは?
装置が回る中心と画像を計算する中心を一致させ、位置のずれによるぼけを防ぎます。
回転中心と再構成幾何。/点線源の軌跡。/校正後の品質確認。
定義・しくみ
回転型SPECTの投影画像で示される位置と、再構成が仮定する回転中心とのずれを測定し補正する校正です。複数検出器の位置合わせや傾きの問題も区別して確認します。
FORMULA
位置の誤差はmmや画素で表し、画素寸法との対応を示します。
補正の符号は装置の座標系に依存します。
具体例で確認
点線源の校正で、投影座標が期待値から一貫して2 mmずれていた教材例です。
原因と条件を確認して幾何学的補正を行い、点線源による再検査で改善を確かめます。患者の動きを自動的に補正したことにはなりません。
専門的にもう一歩
点線源の投影位置は回転角に応じて変化します。期待される軌跡からのずれを評価し、検出器・取得条件に対応する補正を適用します。誤校正は再構成画像のぼけや歪みを生みますが、患者の体動や検出器の傾きまで一つの中心オフセットで解消できるとは限りません。
臨床・測定での確認点
- 装置指定の線源・角度・コリメータ条件を守ります。
- 検出器間のずれや傾きを別に点検します。
- 再校正後は独立したQC測定を行います。
覚えるポイント
- 回転中心と再構成幾何。
- 点線源の軌跡。
- 校正後の品質確認。
間違えやすい点
- 回転中心補正は減弱補正ではありません。
- 患者の体動を装置校正だけで解消しません。
- 検出器の傾きを単純な平行移動と混同しません。