RADIOLOGY GLOSSARY
構造モトル(Structure mottle)
IN ONE LINE
一言でいうと
蛍光体層などの厚さ・粒子分布や局所的な応答の不均一に由来する、画像のざらつきの成分です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
X線の数の偶然の違いではなく、検出材料のつくりのむらから出るザラつきです。
身近なイメージ
同じ受像器で一様照射を繰り返し、同じ場所に同じ濃度模様が残る状況を考えます。 位置に固定した応答むらを疑います。個々の画像の量子ゆらぎと、反復して残る模様を区別して点検します。
そもそも構造モトルとは?
X線の数の偶然の違いではなく、検出材料のつくりのむらから出るザラつきです。
材料・応答の不均一。/量子モトルとの区別。/位置に関連するパターン。
定義・しくみ
蛍光体層などの厚さ・粒子分布や局所的な応答の不均一に由来する、画像のざらつきの成分です。入射量子数の偶然変動による量子モトルと異なり、受像系の構造に関連する特徴を持ちます。
FORMULA
校正後の残差は校正条件と経時変化にも依存します。
具体例で確認
同じ受像器で一様照射を繰り返し、同じ場所に同じ濃度模様が残る状況を考えます。
位置に固定した応答むらを疑います。個々の画像の量子ゆらぎと、反復して残る模様を区別して点検します。
専門的にもう一歩
増感紙などでは蛍光体の塗布量や光出力の局所差が寄与します。デジタル受像器でも応答の固定的なむらが残ると固定パターンとして観察されますが、全ての電子回路ノイズや解剖学的背景を構造モトルと呼ぶわけではありません。平坦な照射と反復画像による評価で量子成分と区別し、適切な均一性校正を行います。
臨床・測定での確認点
- 平坦照射で応答の分布を調べます。
- 残るパターンとランダム成分を区別します。
- 線質・線量に合った均一性校正を確認します。
覚えるポイント
- 材料・応答の不均一。
- 量子モトルとの区別。
- 位置に関連するパターン。
間違えやすい点
- 骨など患者の解剖学的背景を同じ用語で扱いません。
- 増量だけで必ず消えるとは限りません。
- すべてのランダム電子ノイズの別名ではありません。