RADIOLOGY GLOSSARY
十価層(Tenth-value Layer)
IN ONE LINE
一言でいうと
指定した線質と測定配置で、放射線の強度や評価量を十分の一に減らすのに必要な物質厚です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
放射線を十分の一に弱める厚さです。同じ材料でも、どの放射線かによって厚さが変わります。
身近なイメージ
教材用にTVLが一定の理想条件で、2 TVL分の厚さを置きます。 透過は1%です。実際の広ビームで同じTVLが二回続くとは限りません。
そもそも十価層とは?
放射線を十分の一に弱める厚さです。同じ材料でも、どの放射線かによって厚さが変わります。
十分の一/ln10/μ/線質依存
定義・しくみ
指定した線質と測定配置で、放射線の強度や評価量を十分の一に減らすのに必要な物質厚です。材料、エネルギー、散乱条件に依存し、最初の層と平衡層で異なる場合があります。
FORMULA
指数減弱モデルです。
B=)は一定TVLの仮定です。
具体例で確認
教材用にTVLが一定の理想条件で、2 TVL分の厚さを置きます。
B=10⁻²=0.01
透過は1%です。実際の広ビームで同じTVLが二回続くとは限りません。
専門的にもう一歩
単色・狭ビームの指数減弱ではTVL=ln10/μです。多色束の硬化や広ビームのビルドアップで、初回TVLと追加層のTVLが異なります。一定TVLのモデルを実遮蔽へ無条件に外挿せず、対応するデータを使います。
臨床・測定での確認点
- 線質と材料を指定します。
- 狭・広ビームを分けます。
- 初回と平衡層を確認します。
覚えるポイント
- 十分の一
- ln10/μ
- 線質依存
間違えやすい点
- 半価層と同じにしない
- 全線質で一定としない
- 散乱を無視して設計しない