RADIOLOGY GLOSSARY
薄層クロマトグラフィ(Thin-layer Chromatography)
IN ONE LINE
一言でいうと
板などに固定した薄い固定相と、そこを移動する溶媒との相互作用の差で成分を分ける平面クロマトグラフィです。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
薄い板の上を溶媒が進むと、成分ごとに進む速さが違うことを使って分けます。
身近なイメージ
教材用に溶媒先端50 mm、成分の中心30 mmとします。 Rfは0.60です。この値だけで成分の同一性や純度を確定できません。
そもそも薄層クロマトグラフィとは?
薄い板の上を溶媒が進むと、成分ごとに進む速さが違うことを使って分けます。
薄い固定相/Rf/条件依存
定義・しくみ
板などに固定した薄い固定相と、そこを移動する溶媒との相互作用の差で成分を分ける平面クロマトグラフィです。放射性医薬品では放射性不純物の分離・評価などに用います。
FORMULA
同じ展開で距離を測ります。
Rfに単位はありません。
具体例で確認
教材用に溶媒先端50 mm、成分の中心30 mmとします。
Rf==0.60
Rfは0.60です。この値だけで成分の同一性や純度を確定できません。
専門的にもう一歩
Rfは原点から成分までの移動距離を溶媒先端までの距離で割った値です。固定相、溶媒、乾燥や展開条件で変わり、物質固有の不変定数ではありません。同じ位置に重なる成分は分離できず、製剤に適した検証済み条件が必要です。
臨床・測定での確認点
- 固定相と溶媒を記録します。
- 原点と先端を確認します。
- 放射能分布を測定します。
覚えるポイント
- 薄い固定相
- Rf
- 条件依存
間違えやすい点
- Rfを時間としない
- 同じRfで同物質と断定しない
- 全不純物が分離としない