RADIOLOGY GLOSSARY
超音波フォーカス(Ultrasound Focus)
IN ONE LINE
一言でいうと
超音波ビームを集束させる位置や領域です。焦点付近で横方向のビーム幅が細くなりますが、軸方向分解能を同じ仕組みで決める量ではありません。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
音が集まってビームが細くなる場所です。調べたい深さに合わせると、横方向の細かな違いを見やすくできます。
身近なイメージ
同じ波長で開口が大きく焦点距離が短い模型ほど焦点の横幅は小さくなります。ただし焦点の前後も同じ細さであるわけではありません。
そもそも超音波フォーカスとは?
機械的・音響的・電子的に集束できます。
送信焦点と動的受信焦点を区別します。
定義・しくみ
波の位相や経路を整えて音場を局所的に集束させる位置・領域です。焦点距離と開口の比はビーム幅に関係します。送信に複数焦点を使う場合は追加送信が必要になり得ますが、受信焦点は到達時刻に応じて動的に更新できます。
CORE FORMULA
基本公式
f-number=;
FORMULA NOTES
公式の補足
FとLを同じ長さ単位で使います。
式の基準と開口模型を明示します。
具体例で確認
教材用の矩形開口・レイリー基準でλ=0.3 mm、F=40 mm、L=20 mmです。
=0.6 mm
模型値は0.6 mmです。半値幅や全ての臨床的分解能の値とは同一ではありません。
専門的にもう一歩
ビーム幅は焦点前後で変わり、細い焦点と深い焦点範囲にはトレードオフがあります。従来の複数送信焦点はフレームレートを下げる場合があります。軸方向分解能は主にパルス長に関係するため、焦点を変更しただけで全方向の分解能が同程度に改善すると説明しません。
臨床・測定での確認点
- 目的の深さへ送信焦点を合わせます。
- 送信焦点数と時間分解能を確認します。
- 横・軸・面外方向を分けて評価します。
覚えるポイント
- ビームの集束
- 開口と焦点距離
- 軸方向分解能との差
間違えやすい点
- 焦点外でも同じ幅としない
- 焦点数増加に時間コストがないとしない
- X線管焦点と同じ物理量としない