RADIOLOGY GLOSSARY
付加ろ過(Added Filtration)
IN ONE LINE
一言でいうと
固有ろ過に加えて、X線束へ意図的にフィルタ材料を挿入することによるろ過です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
X線の通り道に板などを加え、体の表面で吸収されやすい低いエネルギーの光を減らします。
身近なイメージ
教材用に同一線質で固有0.8、付加1.2 mm Alとします。 総ろ過は2.0 mm Alです。具体的な患者線量や法令適合性を示す値ではありません。
そもそも付加ろ過とは?
X線の通り道に板などを加え、体の表面で吸収されやすい低いエネルギーの光を減らします。
意図的な追加/低エネルギー除去/出力と線質
定義・しくみ
固有ろ過に加えて、X線束へ意図的にフィルタ材料を挿入することによるろ過です。画像への寄与が小さい低エネルギー成分を減らし、線質と出力を変化させます。
FORMULA
当量基準を統一します。
線量低減率の式ではありません。
具体例で確認
教材用に同一線質で固有0.8、付加1.2 mm Alとします。
総ろ過=0.8+1.2=2.0 mm Al
総ろ過は2.0 mm Alです。具体的な患者線量や法令適合性を示す値ではありません。
専門的にもう一歩
ろ過を増やすと一般に平均エネルギーは上がり、同じ管条件での光子量は減ります。AEC等が出力を補う場合、ろ過の変更だけで患者線量の低減量を決められません。フィルタ材料や画像コントラストも併せて評価します。
臨床・測定での確認点
- 材料を確認します。
- AECの補償を考慮します。
- 線質と出力を測定します。
覚えるポイント
- 意図的な追加
- 低エネルギー除去
- 出力と線質
間違えやすい点
- 全成分を均等に減らすとしない
- 管電圧の上昇と同義にしない
- 線量低減を一定率としない