RADIOLOGY GLOSSARY

塩基除去修復(Base Excision Repair)

IN ONE LINE

一言でいうと

損傷したDNA塩基を選択的に除き、生じた部位を処理・合成・連結して修復する経路です。

BEGINNER GUIDE

はじめて学ぶ方へ

傷ついた文字のような塩基を取り除き、その場所を書き直してDNAをつなぎ直す修復です。

身近なイメージ

概念例として、一つの酸化塩基を除去し、正常塩基で埋めた後に鎖を閉じる過程です。 塩基の除去だけでは修復は終わりません。残った部位の処理と合成、連結が必要です。

そもそも塩基除去修復とは?

傷ついた文字のような塩基を取り除き、その場所を書き直してDNAをつなぎ直す修復です。

損傷塩基の除去/AP部位/合成と連結

定義・しくみ

損傷したDNA塩基を選択的に除き、生じた部位を処理・合成・連結して修復する経路です。酸化塩基損傷などに働き、二本鎖切断を直接つなぐ修復とは区別します。

FORMULA

経路の概念説明です。

一本の普遍的速度式ではありません。

具体例で確認

概念例として、一つの酸化塩基を除去し、正常塩基で埋めた後に鎖を閉じる過程です。

塩基の除去だけでは修復は終わりません。残った部位の処理と合成、連結が必要です。

専門的にもう一歩

DNAグリコシラーゼで損傷塩基を除き、AP部位の切断、DNA合成、リガーゼによる連結へ進みます。短いパッチと長いパッチの経路があり、全工程を一つの酵素が行うわけではありません。密集損傷では修復過程も複雑になります。

臨床・測定での確認点

  • 損傷種を区別します。
  • 修復中間体も考えます。
  • 密集損傷を考慮します。

覚えるポイント

  • 損傷塩基の除去
  • AP部位
  • 合成と連結

間違えやすい点

  • 切断の連結だけとしない
  • 一酵素だけとしない
  • 塩基除去で完了としない