RADIOLOGY GLOSSARY
骨密度Zスコア(Bone mineral density Z-score)
IN ONE LINE
一言でいうと
測定骨密度が、年齢などを対応させた基準集団の平均から標準偏差何個分離れているかを示す無次元の指標です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
同年代などの基準集団と比べ、骨密度がどれくらい離れているかを示します。
身近なイメージ
架空のBMD=0.80、対応集団の平均0.90、標準偏差0.10 g/cm²とします。 Zスコアは−1.0です。同じ骨密度でもTスコアとは分母・基準が異なります。
そもそも骨密度Zスコアとは?
同年代などの基準集団と比べ、骨密度がどれくらい離れているかを示します。
対応集団との比較。/若年成人基準との違い。/年齢相応の評価。
定義・しくみ
測定骨密度が、年齢などを対応させた基準集団の平均から標準偏差何個分離れているかを示す無次元の指標です。若年成人と比較するTスコアと異なり、使用した基準集団を明示します。
FORMULA
基準集団の標準偏差で規格化します。
TとZをそのまま差し引いて骨密度の変化としません。
具体例で確認
架空のBMD=0.80、対応集団の平均0.90、標準偏差0.10 g/cm²とします。
Z==−1.0
Zスコアは−1.0です。同じ骨密度でもTスコアとは分母・基準が異なります。
専門的にもう一歩
Z=(BMD−対応基準平均)/基準標準偏差です。ISCDでは閉経前女性や50歳未満男性などでZスコアを重視し、年齢相応の範囲の表現に用います。基準データは年齢等に対応させますが、年齢で説明されるだけで骨折リスクがなくなるわけではありません。若年男性の骨粗鬆症をBMDだけで診断しません。
臨床・測定での確認点
- 対応する年齢などの基準を確認します。
- 部位・機種・基準集団を記録します。
- 臨床要因や骨折歴も確認します。
覚えるポイント
- 対応集団との比較。
- 若年成人基準との違い。
- 年齢相応の評価。
間違えやすい点
- ZスコアはTスコアの別名ではありません。
- 年齢相応なら骨折リスクゼロとは言えません。
- 小児や若年者に成人のT分類をそのまま使いません。