RADIOLOGY GLOSSARY

ストリークアーチファクト(Streak artifact in CT)

IN ONE LINE

一言でいうと

CT画像に生じる明暗の筋状の偽像を、見え方に基づいて呼ぶ用語です。

BEGINNER GUIDE

はじめて学ぶ方へ

画像を横切る筋のような影で、金属だけでなく複数の原因から生じます。

身近なイメージ

両肩の間に強い筋状影があり、減弱が大きい方向で光子が不足した可能性を考える例です。 原因を撮影情報と照合します。筋が見えるだけで金属の存在や線量不足を断定しません。

そもそもストリークアーチファクトとは?

画像を横切る筋のような影で、金属だけでなく複数の原因から生じます。

筋状の明暗。/複数の原因。/金属偽像との包含関係。

定義・しくみ

CT画像に生じる明暗の筋状の偽像を、見え方に基づいて呼ぶ用語です。金属、光子不足、ビームハードニング、動き等で生じ得るため、形態名だけから原因を一つに決めることはできません。

FORMULA

筋状影は形態の名称で単一の生成式はありません。

原因別のモデルを選ぶ必要があります。

具体例で確認

両肩の間に強い筋状影があり、減弱が大きい方向で光子が不足した可能性を考える例です。

原因を撮影情報と照合します。筋が見えるだけで金属の存在や線量不足を断定しません。

専門的にもう一歩

投影の欠損や矛盾は逆投影・再構成により広い範囲へ筋として現れます。強い減弱に伴う光子不足とスペクトル変化、動き、角度方向のサンプリング不足などを区別して対策します。線量増加が全原因を解消するわけではなく、位置調整、補正、再構成などを目的別に評価します。

臨床・測定での確認点

  • 影の方向と高減弱物体を確認します。
  • 再構成と撮影条件を比較します。
  • 処理による新しい筋も確認します。

覚えるポイント

  • 筋状の明暗。
  • 複数の原因。
  • 金属偽像との包含関係。

間違えやすい点

  • ストリークと金属アーチファクトは完全な同義ではありません。
  • CT値の変化を必ず組織変化としません。
  • 線量を上げればすべて解決すると考えません。