RADIOLOGY GLOSSARY
感度(Diagnostic sensitivity)
IN ONE LINE
一言でいうと
診断検査の評価で、参照基準により対象疾患や状態があるとされた人のうち、検査が陽性となる割合です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
病気がある人を、検査でどれだけ陽性として見つけられるかを表します。
身近なイメージ
参照基準で疾患あり100人のうち陽性90人、陰性10人だった教材例です。 感度90%です。全受検者の90%が正しく診断されたという意味ではありません。
そもそも感度とは?
病気がある人を、検査でどれだけ陽性として見つけられるかを表します。
TP/(TP+FN)。/偽陰性率は1−感度。/閾値と特異度の関係。
定義・しくみ
診断検査の評価で、参照基準により対象疾患や状態があるとされた人のうち、検査が陽性となる割合です。ここでは診断性能の感度を扱い、検出器の出力感度や核医学装置の感度とは区別します。
FORMULA
分母は疾患ありの人数で、陽性人数ではありません。
分母が0ならこの標本から感度を計算できません。
具体例で確認
参照基準で疾患あり100人のうち陽性90人、陰性10人だった教材例です。
感度 = = 0.90 = 90%
感度90%です。全受検者の90%が正しく診断されたという意味ではありません。
専門的にもう一歩
真陽性をTP、偽陰性をFNとすると感度はTP/(TP+FN)です。閾値を変えると特異度とともに変化します。病期・患者構成や参照基準の誤りによる影響があり、研究値は対象集団における推定です。単に別の検査との一致を測った結果を、疾患の有無を基準とする感度と呼びません。
臨床・測定での確認点
- 参照基準と陽性閾値を明示します。
- 偽陰性と判定不能例の扱いを確認します。
- 点推定だけでなく信頼区間と対象集団を確認します。
覚えるポイント
- TP/(TP+FN)。
- 偽陰性率は1−感度。
- 閾値と特異度の関係。
間違えやすい点
- 陽性的中率と同じではありません。
- 感度が高くても偽陽性は評価が必要です。
- どの集団でも不変の装置定数ではありません。