RADIOLOGY GLOSSARY
特異度(Diagnostic specificity)
IN ONE LINE
一言でいうと
参照基準により対象疾患や状態がないとされた人のうち、診断検査が陰性となる割合です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
病気がない人を、検査でどれだけ陰性として判定できるかを表します。
身近なイメージ
疾患なし200人で、陰性180人、陽性20人だった教材例です。 特異度90%、偽陽性率10%です。陰性結果の信頼度を直接示す値ではありません。
そもそも特異度とは?
病気がない人を、検査でどれだけ陰性として判定できるかを表します。
TN/(TN+FP)。/ROC横軸は通常1−特異度。/陰性的中率との違い。
定義・しくみ
参照基準により対象疾患や状態がないとされた人のうち、診断検査が陰性となる割合です。疾患のない人を陽性としてしまう偽陽性を、どれだけ避けられるかを示します。
FORMULA
分母は疾患なし全体です。
1−特異度は偽陽性率で、偽陰性率ではありません。
具体例で確認
疾患なし200人で、陰性180人、陽性20人だった教材例です。
特異度 = = 0.90 = 90%
特異度90%、偽陽性率10%です。陰性結果の信頼度を直接示す値ではありません。
専門的にもう一歩
真陰性をTN、偽陽性をFPとすると特異度はTN/(TN+FP)です。対象状態の定義と参照基準を定めて評価し、閾値変更や比較集団の選び方を考慮します。実際の使用対象でない健康者だけを集めた値を、そのまま臨床対象集団の特異度として解釈すると性能を過大評価し得ます。
臨床・測定での確認点
- 疾患なしの判定基準を記録します。
- 臨床での対象集団に合う非疾患群を使います。
- 感度と対にして閾値を評価します。
覚えるポイント
- TN/(TN+FP)。
- ROC横軸は通常1−特異度。
- 陰性的中率との違い。
間違えやすい点
- 陽性が少ないだけで良い検査とはいえません。
- 特異度100%でも偽陰性はあり得ます。
- 参照基準でない検査との陰性一致率と区別します。