RADIOLOGY GLOSSARY
デュアルソースCT(Dual-source computed tomography)
IN ONE LINE
一言でいうと
一つのガントリに2組のX線源と検出器を配置するCT構成です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
2組のX線管と検出器を使い、撮影目的に応じて時間やエネルギーの情報を集めます。
身近なイメージ
2組を同じ管電圧で運転する心臓撮影と、異なるスペクトルで運転する物質分解撮影を比較します。 どちらもデュアルソース構成ですが、得る情報と再構成条件は同じではありません。
そもそもデュアルソースCTとは?
2組のX線管と検出器を使い、撮影目的に応じて時間やエネルギーの情報を集めます。
線源・検出器が2組。/構成とモードを区別。/単一線源DECTとの違い。
定義・しくみ
一つのガントリに2組のX線源と検出器を配置するCT構成です。撮影モードによって時間分解能向上や異なるスペクトルの取得に利用し、2エネルギー情報を扱う概念とは区別します。
FORMULA
回転時間をそのまま画像の時間分解能としません。
2線源だから線量が必ず2倍という式は成立しません。
具体例で確認
2組を同じ管電圧で運転する心臓撮影と、異なるスペクトルで運転する物質分解撮影を比較します。
どちらもデュアルソース構成ですが、得る情報と再構成条件は同じではありません。
専門的にもう一歩
同じ管電圧で角度情報を並行取得して心臓の時間分解能を高めるモードと、異なるスペクトルでデュアルエナジー撮影するモードがあります。検出器の撮影視野、相互散乱、再構成、心拍条件が性能に関係します。単一X線源でもデュアルエナジーは可能なので、装置の線源数とスペクトルの取得方式を別々に理解します。
臨床・測定での確認点
- 撮影モードを明示します。
- 各検出器の有効視野を確認します。
- 時間分解能と心拍・撮影条件を区別します。
覚えるポイント
- 線源・検出器が2組。
- 構成とモードを区別。
- 単一線源DECTとの違い。
間違えやすい点
- 常に異なる管電圧で撮影する装置ではありません。
- 2組の全視野が必ず同じとは限りません。
- デュアルエナジーの同義語ではありません。