RADIOLOGY GLOSSARY

核医学の均一性補正(Gamma Camera Uniformity Correction)

IN ONE LINE

一言でいうと

ガンマカメラで一様照射を一様な画像として記録するため、位置ごとの感度差を補正する処理です。

BEGINNER GUIDE

はじめて学ぶ方へ

同じ放射線量でも場所で明るさが変わる差を、均一な線源を使って測り、画像で補います。

身近なイメージ

教材用にフラッド平均10000、対象画素8000計数、患者像の同画素400とします。 補正後は500相当です。補正で新たな実測光子が100個増えたわけではありません。

そもそも核医学の均一性補正とは?

同じ放射線量でも場所で明るさが変わる差を、均一な線源を使って測り、画像で補います。

フラッド画像/位置別感度/固有と総合

定義・しくみ

ガンマカメラで一様照射を一様な画像として記録するため、位置ごとの感度差を補正する処理です。検出器だけの固有補正と、コリメータも含めた総合的な補正を区別します。

FORMULA

例は単純な感度係数です。

校正画像の雑音も伝わります。

具体例で確認

教材用にフラッド平均10000、対象画素8000計数、患者像の同画素400とします。

係数==1.25;補正値=400×1.25=500

補正後は500相当です。補正で新たな実測光子が100個増えたわけではありません。

専門的にもう一歩

高計数フラッド画像の各画素に対し、平均計数/その画素計数などの係数を用います。校正画像の統計雑音、核種、ウィンドウ、コリメータが重要です。誤った補正はSPECTのリング等を招き、故障を補正だけで隠してはいけません。

臨床・測定での確認点

  • 十分な校正計数を確保します。
  • 核種とウィンドウを合わせます。
  • 補正後もQAを行います。

覚えるポイント

  • フラッド画像
  • 位置別感度
  • 固有と総合

間違えやすい点

  • 故障修理の代用としない
  • どの核種にも同じとしない
  • 校正雑音を無視しない