RADIOLOGY GLOSSARY
バイオアッセイ(Bioassay for internal radiation monitoring)
IN ONE LINE
一言でいうと
内部被ばくの評価のため、尿や便などの生体試料中の放射性核種や放射能を測定する方法です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
排泄物などを調べ、身体に取り込まれた放射性物質の量と影響を推定する検査です。
身近なイメージ
仮想の単回摂取モデルで排泄率M=20 Bq/日、単位摂取量あたりの同時点排泄率m(t)=0.02/日とします。 モデル上の摂取放射能は1000 Bqです。排泄率と体内残留割合ではm(t)の単位が異なり、混ぜて使いません。
そもそもバイオアッセイとは?
排泄物などを調べ、身体に取り込まれた放射性物質の量と影響を推定する検査です。
生体試料の間接測定。/摂取量と排泄量の違い。/採取時間と体内動態。
定義・しくみ
内部被ばくの評価のため、尿や便などの生体試料中の放射性核種や放射能を測定する方法です。測定結果と摂取時刻・経路・体内動態のモデルを用い、摂取量や預託線量を推定します。
FORMULA
I=は測定量に対応する動態関数を使います。
預託線量にはさらに核種・形態に対応した線量係数が必要です。
具体例で確認
仮想の単回摂取モデルで排泄率M=20 Bq/日、単位摂取量あたりの同時点排泄率m(t)=0.02/日とします。
I===1000 Bq
モデル上の摂取放射能は1000 Bqです。排泄率と体内残留割合ではm(t)の単位が異なり、混ぜて使いません。
専門的にもう一歩
この解説では生体試料を用いる間接測定を中心に扱います。核種に応じた測定・化学分離、採取時間と回収量が重要です。体内や臓器の放射能を外から測る直接測定と組み合わせる場合もあります。排泄量は摂取量そのものではなく、物理化学形、経路と摂取後時間に応じたモデルで換算します。
臨床・測定での確認点
- 採取時刻・採取期間と核種を記録します。
- 測定効率・回収率・検出限界を確認します。
- 治療などで動態が変化する場合は標準モデルの限界を考えます。
覚えるポイント
- 生体試料の間接測定。
- 摂取量と排泄量の違い。
- 採取時間と体内動態。
間違えやすい点
- 尿のBqをそのまま摂取BqやSvとしません。
- 陰性の結果だけで内部被ばくを常に除外しません。
- 核種と経路によらず同じ換算係数とはしません。