RADIOLOGY GLOSSARY
リーフ位置精度(Multileaf collimator leaf position accuracy)
IN ONE LINE
一言でいうと
MLCの各リーフが指定した位置や動作軌跡にどれだけ一致しているかを表す精度です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
ビームを形作る板が、予定どおりの場所に止まり、予定どおりに動くかを確かめます。
身近なイメージ
同じアイソセンタ面と境界定義で、予定リーフ境界10.0 mm、測定10.4 mmとします。 この測定で偏差は+0.4 mmです。正負の規約と臨床用途別の基準を確認して判断します。
そもそもリーフ位置精度とは?
ビームを形作る板が、予定どおりの場所に止まり、予定どおりに動くかを確かめます。
MLC位置と軌跡。/動的照射への影響。/独立測定とログ。
定義・しくみ
MLCの各リーフが指定した位置や動作軌跡にどれだけ一致しているかを表す精度です。静止位置と動作中の位置、装置の読出し値と放射線画像から得る照射野境界は区別して評価します。
FORMULA
投影面と正負の方向を明示します。
平均偏差だけで最大偏差を隠しません。
具体例で確認
同じアイソセンタ面と境界定義で、予定リーフ境界10.0 mm、測定10.4 mmとします。
位置偏差 = 測定−予定 = 10.4−10.0 = +0.4 mm
この測定で偏差は+0.4 mmです。正負の規約と臨床用途別の基準を確認して判断します。
専門的にもう一歩
リーフごとの位置偏差は特に小照射野や動的強度変調で線量分布へ影響します。角度依存性、葉ごとの偏差、再現性、速度や同期等を臨床用途に応じて検証します。丸いリーフ端の機械的位置と放射線的な境界の対応を理解し、ログだけで独立した照射野測定を全面的に代替しません。
臨床・測定での確認点
- リーフ番号・角度・静止か動作中かを記録します。
- 独立した照射野測定と校正を用います。
- 用途・装置に応じたQAと対応レベルを定めます。
覚えるポイント
- MLC位置と軌跡。
- 動的照射への影響。
- 独立測定とログ。
間違えやすい点
- 全リーフの平均がゼロでも個別誤差は残り得ます。
- 機械的端と線量の境界は必ずしも同じではありません。
- 全用途で同じ許容値としません。