RADIOLOGY GLOSSARY
多門照射(Multiple-field Irradiation)
IN ONE LINE
一言でいうと
複数方向の照射野を用いて標的へ線量を重ね、正常組織の線量分布を調整する照射方法です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
いくつかの方向から少しずつ照射し、標的で線量が重なるようにする方法です。
身近なイメージ
教材用に同一評価点へ四門が各0.5 Gyずつ寄与します。 点線量は2 Gyです。他の位置の寄与は異なり、門数だけで均一性は保証できません。
そもそも多門照射とは?
いくつかの方向から少しずつ照射し、標的で線量が重なるようにする方法です。
線量の重畳/方向と重み/正常組織評価
定義・しくみ
複数方向の照射野を用いて標的へ線量を重ね、正常組織の線量分布を調整する照射方法です。門数だけで治療の良否は決まらず、各方向の重みや形状を含めて計画します。
FORMULA
同一位置の寄与を合算します。
処方線量の推奨値ではありません。
具体例で確認
教材用に同一評価点へ四門が各0.5 Gyずつ寄与します。
D合計=4×0.5=2 Gy
点線量は2 Gyです。他の位置の寄与は異なり、門数だけで均一性は保証できません。
専門的にもう一歩
方向を増やすと入口線量を分散できる一方、低線量が広がる体積や装置との干渉が増えることもあります。固定多門、強度変調、回転照射は区別します。各ビームの線量寄与を合成してDVHと空間分布を評価します。
臨床・測定での確認点
- 方向と重みを記録します。
- 干渉を確認します。
- 低線量域も評価します。
覚えるポイント
- 線量の重畳
- 方向と重み
- 正常組織評価
間違えやすい点
- 多いほど常に最良としない
- IMRTと同義にしない
- 門数を分割数としない