RADIOLOGY GLOSSARY
対向二門照射(Parallel-opposed Fields)
IN ONE LINE
一言でいうと
患者を挟むほぼ反対の方向から、二つの照射野を用いて線量を重ねる照射方法です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
前と後ろなど、向かい合った二方向から照射し、体内で線量を重ねる方法です。
身近なイメージ
教材用に同じ点へ前方から0.9 Gy、後方から1.1 Gyが寄与します。 その点の合計は2.0 Gyです。全標的が均一な2.0 Gyとは限りません。
そもそも対向二門照射とは?
前と後ろなど、向かい合った二方向から照射し、体内で線量を重ねる方法です。
反対方向の二門/線量の重ね合わせ/正常組織の通過
定義・しくみ
患者を挟むほぼ反対の方向から、二つの照射野を用いて線量を重ねる照射方法です。深さ方向の線量を補い合えますが、標的前後の正常組織にも線量が入ります。
FORMULA
同じ点の線量を加算します。
門数と分割数は別です。
具体例で確認
教材用に同じ点へ前方から0.9 Gy、後方から1.1 Gyが寄与します。
D合計=0.9+1.1=2.0 Gy
その点の合計は2.0 Gyです。全標的が均一な2.0 Gyとは限りません。
専門的にもう一歩
体厚、ビームエネルギー、重みや輪郭により合成線量分布が変わります。等重みだけで均一性を保証できず、標的とリスク臓器の三次元評価が必要です。二門は照射方向の数を示し、分割回数が二回という意味ではありません。
臨床・測定での確認点
- 三次元分布を確認します。
- 重みを記録します。
- OARを評価します。
覚えるポイント
- 反対方向の二門
- 線量の重ね合わせ
- 正常組織の通過
間違えやすい点
- 必ず均一としない
- 二分割と同義にしない
- 標的だけ照射としない