RADIOLOGY GLOSSARY
ファントム散乱係数(Phantom Scatter Factor)
IN ONE LINE
一言でいうと
照射野の大きさによるファントム内散乱の寄与の変化を、基準野に対して規格化した係数です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
体に似た測定物の中で、野の大きさによって散乱の寄与がどれだけ変わるかを示します。
身近なイメージ
教材用に全係数Scp=1.06、Sc=1.02とします。 約1.039です。係数を引き算して0.04とするものではありません。
そもそもファントム散乱係数とは?
体に似た測定物の中で、野の大きさによって散乱の寄与がどれだけ変わるかを示します。
ファントム内散乱/Sp=Scp/Sc/PSFとの違い
定義・しくみ
照射野の大きさによるファントム内散乱の寄与の変化を、基準野に対して規格化した係数です。全出力係数とヘッド側の係数を分けた体系で扱い、ピーク散乱係数そのものとは区別します。
FORMULA
積の分離が妥当な条件です。
基準野で1へ規格化します。
具体例で確認
教材用に全係数Scp=1.06、Sc=1.02とします。
Sp=
約1.039です。係数を引き算して0.04とするものではありません。
専門的にもう一歩
整合する測定条件ではSp=Scp/Scで求めます。基準深さ、野の定義、距離や検出器をそろえる必要があります。ピーク散乱係数PSFを基準野で規格化した量との関係があり、記号の体系が違う資料を混ぜないようにします。
臨床・測定での確認点
- 深さと距離をそろえます。
- 野の基準面を指定します。
- 記号体系を確認します。
覚えるポイント
- ファントム内散乱
- Sp=Scp/Sc
- PSFとの違い
間違えやすい点
- Scと同義にしない
- 差で求めない
- PSFそのものと混同しない