RADIOLOGY GLOSSARY
SSD法(Source–Surface Distance Technique)
IN ONE LINE
一言でいうと
線源から患者表面までの距離を一定にしてセットアップする放射線治療の幾何学的方法です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
線源と患者の表面との距離を基準に照射位置を合わせます。体内の回転中心までの距離とは別です。
身近なイメージ
教材用にSSD=100 cm、表面から深さ10 cmの点を考えます。 評価点は110 cm先です。SADが100 cmの評価点と同じ幾何学ではありません。
そもそもSSD法とは?
線源と患者の表面との距離を基準に照射位置を合わせます。体内の回転中心までの距離とは別です。
表面距離固定/PDD/深さで距離変化
定義・しくみ
線源から患者表面までの距離を一定にしてセットアップする放射線治療の幾何学的方法です。深部線量評価にPDDなどを使い、線源から回転中心を一定にするSAD法とは区別します。
FORMULA
深さはビーム軸方向です。
距離の加算は平面入射の例です。
具体例で確認
教材用にSSD=100 cm、表面から深さ10 cmの点を考えます。
線源点間距離=100+10=110 cm
評価点は110 cm先です。SADが100 cmの評価点と同じ幾何学ではありません。
専門的にもう一歩
PDDは指定SSD、照射野、エネルギーで求めた値を使います。深さにより線源距離が変わり、逆二乗効果も含まれます。患者輪郭や斜入射、不均質、表面野と深部野の差を考慮し、距離だけでMUを決めません。
臨床・測定での確認点
- 入射表面を確認します。
- SSD対応PDDを使います。
- 輪郭変化を考慮します。
覚えるポイント
- 表面距離固定
- PDD
- 深さで距離変化
間違えやすい点
- SADと同義にしない
- 他SSDのPDDを無補正使用しない
- 距離だけでMUとしない