RADIOLOGY GLOSSARY
ストレインエラストグラフィ(Strain elastography)
IN ONE LINE
一言でいうと
圧迫などによって生じる組織のひずみを超音波で推定し、その分布を表示する弾性評価法です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
組織を少し変形させ、どこが縮みやすいかを色や画像で見比べる方法です。
身近なイメージ
教材の一様な試料の長さが10 mmから9.9 mmへ縮んだとします。 圧縮ひずみの大きさは1%です。加えた応力が分からないので、この結果だけではkPaの弾性率を計算できません。
そもそもストレインエラストグラフィとは?
組織を少し変形させ、どこが縮みやすいかを色や画像で見比べる方法です。
直接推定する量はひずみ。/相対評価と絶対弾性率。/応力分布と圧迫条件。
定義・しくみ
圧迫などによって生じる組織のひずみを超音波で推定し、その分布を表示する弾性評価法です。一般的な表示は相対的な変形のしやすさであり、応力が不明なら絶対的な弾性率とは区別します。
FORMULA
ひずみは長さの比で無次元です。圧縮の符号規約を示します。
E=
具体例で確認
教材の一様な試料の長さが10 mmから9.9 mmへ縮んだとします。
|ε|==0.01=1%
圧縮ひずみの大きさは1%です。加えた応力が分からないので、この結果だけではkPaの弾性率を計算できません。
専門的にもう一歩
変形前後のエコーを対応させ、変位の空間変化からひずみを推定します。同じ応力なら硬い部位ほどひずみが小さいという考え方ですが、体内の応力分布は一様とは限りません。過剰な圧迫、深さや境界条件、ROIの選択に影響されます。ひずみ比の分子・分母や色の方向は実装を確認します。
臨床・測定での確認点
- 圧迫の程度と再現性を確認します。
- 比較するROIの深さや周囲組織を考慮します。
- 硬さの表示だけで良悪性を確定しません。
覚えるポイント
- 直接推定する量はひずみ。
- 相対評価と絶対弾性率。
- 応力分布と圧迫条件。
間違えやすい点
- ひずみが大きいほど硬いとは限りません。
- すべての装置で赤・青の意味が同じではありません。
- ストレイン法をせん断波速度測定と混同しません。