RADIOLOGY GLOSSARY
空気中放射能濃度(Airborne activity concentration)
IN ONE LINE
一言でいうと
空気の単位体積に含まれる放射性核種の放射能で、一般にBq/m³等で表す量です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
一定量の空気の中に、放射性物質がどれくらい含まれるかを表します。
身近なイメージ
減衰等を無視できる教材で、採取体積3 m³、捕集効率η=0.5、捕集試料放射能12 Bqとします。 採取期間平均の濃度は8 Bq/m³です。線量率や個人の摂取量を直接示す値ではありません。
そもそも空気中放射能濃度とは?
一定量の空気の中に、放射性物質がどれくらい含まれるかを表します。
放射能/空気体積。/採取と捕集効率。/呼吸域と個人線量。
定義・しくみ
空気の単位体積に含まれる放射性核種の放射能で、一般にBq/m³等で表す量です。空間の線量率ではなく、核種と化学形態、粒径、採取場所・時間等を指定して測定結果を解釈します。
FORMULA
Lとm³の換算を確認します。
減衰が無視できないときは採取中・測定までの補正を行います。
具体例で確認
減衰等を無視できる教材で、採取体積3 m³、捕集効率η=0.5、捕集試料放射能12 Bqとします。
C = = = 8
採取期間平均の濃度は8 Bq/m³です。線量率や個人の摂取量を直接示す値ではありません。
専門的にもう一歩
フィルタや適した捕集材で採取し、試料の放射能と採取体積から評価します。流量の校正、捕集効率、減衰、核種別応答を考慮します。固定採取点の空気が作業者の呼吸域を代表するとは限りません。吸入量や内部線量の推定には、滞在時間・呼吸量・粒径と吸収特性等が別途必要です。
臨床・測定での確認点
- 核種・採取位置・期間と流量を記録します。
- 捕集材が対象の形態に適するか確認します。
- 呼吸域の代表性と測定不確かさを検討します。
覚えるポイント
- 放射能/空気体積。
- 採取と捕集効率。
- 呼吸域と個人線量。
間違えやすい点
- Bq/m³とμSv/hを混同しません。
- 室内の一点の値を全作業者の吸入量としません。
- 各核種の法令上の値を共通の一値で置き換えません。