RADIOLOGY GLOSSARY
ショック(Circulatory shock)
IN ONE LINE
一言でいうと
組織への血流と酸素供給が需要に対して不十分となる急性の循環不全です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
重要な臓器に必要な血液と酸素が届かず、急速に悪化し得る状態です。
身近なイメージ
出血が疑われ、血圧だけは保たれていても冷たい皮膚、頻脈、意識変化を呈する仮想例です。 代償された循環不全を含めて迅速に評価します。正常範囲の血圧だけで安定とは判断しません。
そもそもショックとは?
重要な臓器に必要な血液と酸素が届かず、急速に悪化し得る状態です。
組織の低灌流。/主な機序の区別。/低血圧がない段階。
定義・しくみ
組織への血流と酸素供給が需要に対して不十分となる急性の循環不全です。臓器障害へ進行し得る状態で、心理的な驚きという日常語や、血圧の一つの低値のみと同じ意味ではありません。
FORMULA
血圧と血流・酸素運搬を同一視しません。
単独の数値だけで全ショックの診断や除外をしません。
具体例で確認
出血が疑われ、血圧だけは保たれていても冷たい皮膚、頻脈、意識変化を呈する仮想例です。
代償された循環不全を含めて迅速に評価します。正常範囲の血圧だけで安定とは判断しません。
専門的にもう一歩
循環血液量減少、心原性、分布異常、閉塞性等の機序を区別します。皮膚、意識、尿量、呼吸、脈拍、血圧などを総合し、血圧が保たれていても低灌流を否定しません。原因で必要な処置が異なり、一律の輸液や酸素だけで解決するとは限りません。救命対応と原因評価を早く行い、専門チームへ連携します。
臨床・測定での確認点
- 救急対応と原因検索を遅らせません。
- 意識・皮膚・尿量等の灌流所見を追跡します。
- 治療反応と過剰な輸液等の害も確認します。
覚えるポイント
- 組織の低灌流。
- 主な機序の区別。
- 低血圧がない段階。
間違えやすい点
- 心理的なショックと混同しません。
- 血圧が低くなければ否定できるとはしません。
- 全病型に同じ輸液量を推奨しません。