RADIOLOGY GLOSSARY
酸素療法(Oxygen therapy)
IN ONE LINE
一言でいうと
必要な酸素化を得るために、医療用酸素を適した器具と条件で投与する治療です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
不足した酸素を補う治療で、多く投与すればいつでもよいという方法ではありません。
身近なイメージ
酸素投与後にSpO₂は改善しても、呼吸が弱く意識が低下している仮想例です。 換気と原因を再評価します。飽和度の改善だけで二酸化炭素蓄積や危険な呼吸状態を否定しません。
そもそも酸素療法とは?
不足した酸素を補う治療で、多く投与すればいつでもよいという方法ではありません。
目標に調整する投与。/過少と過剰の回避。/酸素化と換気。
定義・しくみ
必要な酸素化を得るために、医療用酸素を適した器具と条件で投与する治療です。患者の状態に応じて目標と投与法を定め、過少・過剰の双方を避け、低酸素の原因への治療と併せて行います。
FORMULA
SpO₂とPaO₂・PaCO₂を区別します。
具体例で確認
酸素投与後にSpO₂は改善しても、呼吸が弱く意識が低下している仮想例です。
換気と原因を再評価します。飽和度の改善だけで二酸化炭素蓄積や危険な呼吸状態を否定しません。
専門的にもう一歩
SpO₂や必要に応じた血液ガス、呼吸状態に基づき目標を定めて調整します。高二酸化炭素血症のリスク等で目標が異なり、全患者に同じ飽和度や流量を一律に当てはめません。低流量器具の実際の吸入酸素濃度は呼吸パターン等にも依存します。酸素化の改善は換気不全や原因疾患の解消そのものではありません。
臨床・測定での確認点
- 指示された目標・器具・流量を記録します。
- 状態と血液ガス等に応じて再評価します。
- 火気と器具・配管の安全を施設手順で管理します。
覚えるポイント
- 目標に調整する投与。
- 過少と過剰の回避。
- 酸素化と換気。
間違えやすい点
- 高いSpO₂なら全身状態が安全とは限りません。
- 酸素がすべての低酸素の原因を治すわけではありません。
- 全器具で流量から濃度が一意に決まるとはしません。