RADIOLOGY GLOSSARY
DICOM GSDF(DICOM Grayscale Standard Display Function)
IN ONE LINE
一言でいうと
DICOM PS3.14で定める、人の明るさの識別特性を考慮したグレースケールの標準表示関数です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
暗い所と明るい所での人の見分けやすさを考え、画面の階調をそろえます。
身近なイメージ
最大・最小輝度が異なる2台の読影用表示装置を、同じ画像で比較する教材例です。 階調差の知覚を近づけるよう各装置の範囲でGSDF校正します。同じ絶対輝度や全く同じ病変検出性能を保証するものではありません。
そもそもDICOM GSDFとは?
暗い所と明るい所での人の見分けやすさを考え、画面の階調をそろえます。
PS3.14。/知覚的な階調差とJND。/校正と品質保証を区別。
定義・しくみ
DICOM PS3.14で定める、人の明るさの識別特性を考慮したグレースケールの標準表示関数です。異なる表示装置でも階調差の知覚をそろえるための基盤で、画像そのものの画素値を診断値へ変換する規格ではありません。
FORMULA
JND指標と入力階調数は同じ数ではありません。
単純な線形輝度変換でGSDFを代用しません。
具体例で確認
最大・最小輝度が異なる2台の読影用表示装置を、同じ画像で比較する教材例です。
階調差の知覚を近づけるよう各装置の範囲でGSDF校正します。同じ絶対輝度や全く同じ病変検出性能を保証するものではありません。
専門的にもう一歩
Bartenの視覚モデルに基づくJND指標と輝度の関係を利用します。表示可能な輝度範囲に合わせ、P値の変化を知覚的な差に対応させるよう校正します。単純な直線輝度や固定gammaと同一ではありません。PS3.14自体は装置ごとの合格許容差を一律に指定せず、用途別の品質管理勧告と合わせて評価します。
臨床・測定での確認点
- 環境光を含む測定条件で校正を確認します。
- 適合誤差の許容値は採用する品質管理基準で確認します。
- 輝度の経時変化も管理します。
覚えるポイント
- PS3.14。
- 知覚的な階調差とJND。
- 校正と品質保証を区別。
間違えやすい点
- DICOM画像を表示できるだけではGSDF適合といえません。
- 画像のCT値の校正規格ではありません。
- 規格の輝度範囲をすべての装置の必須性能と解釈しません。