RADIOLOGY GLOSSARY

LCDの輝度特性(Luminance response of a liquid-crystal display)

IN ONE LINE

一言でいうと

液晶表示装置に入力した階調値と、実際に画面から観測される輝度との対応や最大・最小輝度などの特性です。

BEGINNER GUIDE

はじめて学ぶ方へ

同じ画像の数字が、画面上でどれくらい明るく見えるかという表示装置の性質です。

身近なイメージ

Lmax=400、Lmin=1、反射輝度Lamb=0.5 cd/m²とした教材例です。 実効輝度比は267です。暗室での400という比率と、環境光を含む値を混同しません。

そもそもLCDの輝度特性とは?

同じ画像の数字が、画面上でどれくらい明るく見えるかという表示装置の性質です。

入力階調と出力輝度。/環境光は低輝度側の見え方に影響。/輝度と照度の単位。

定義・しくみ

液晶表示装置に入力した階調値と、実際に画面から観測される輝度との対応や最大・最小輝度などの特性です。環境光の反射も見え方に影響するため、設置環境を含めて評価します。

FORMULA

例は反射輝度が両端へ同量加わるモデルです。

具体例で確認

Lmax=400、Lmin=1、反射輝度Lamb=0.5 cd/m²とした教材例です。

実効輝度比 = = 267

実効輝度比は267です。暗室での400という比率と、環境光を含む値を混同しません。

専門的にもう一歩

輝度はcd/m²、画面に入る照度はlxで表し、別の量です。表示の輝度応答、輝度比、均一性、経時変化が読影環境に関係します。環境光の反射輝度Lambを含める実効輝度比は(Lmax+Lamb)/(Lmin+Lamb)です。仕様の最大コントラスト比だけではGSDFへの適合や実際の読影性能を保証しません。

臨床・測定での確認点

  • 周囲照明と画面反射の条件を記録します。
  • 定期的に輝度応答と均一性を確認します。
  • 機器用途に応じた品質管理基準を選びます。

覚えるポイント

  • 入力階調と出力輝度。
  • 環境光は低輝度側の見え方に影響。
  • 輝度と照度の単位。

間違えやすい点

  • 画素数だけで表示品質は決まりません。
  • 最大輝度が高いだけでGSDF適合とはいえません。
  • 購入時の校正が永久に維持されるとは限りません。