RADIOLOGY GLOSSARY
抵抗指数(RI)(Resistive index)
IN ONE LINE
一言でいうと
動脈のドプラ波形で、収縮期最高流速と拡張末期流速の差を収縮期最高流速で割った無次元指標です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
収縮期の最高流速と拡張末期の流速の差を、収縮期の最高流速に対する割合で示します。
身近なイメージ
S=40 cm/s、D=10 cm/sとした教材例です。 RIは0.75です。血管抵抗0.75という単位付きの測定値ではありません。
そもそも抵抗指数(RI)とは?
収縮期の最高流速と拡張末期の流速の差を、収縮期の最高流速に対する割合で示します。
(S−D)/S。/無次元。/拡張末期の符号。
定義・しくみ
動脈のドプラ波形で、収縮期最高流速と拡張末期流速の差を収縮期最高流速で割った無次元指標です。波形の性質を表す比であり、血管抵抗を物理単位で直接測定した量ではありません。
FORMULA
SとDを同一の速度尺度で測ります。
Dが負ならRIが1を超えることもあります。
具体例で確認
S=40 cm/s、D=10 cm/sとした教材例です。
RI = = 0.75
RIは0.75です。血管抵抗0.75という単位付きの測定値ではありません。
専門的にもう一歩
RI=(S−D)/Sです。同じ角度因子が両速度へ掛かる理想条件では比で相殺しますが、測定位置や波形不良まで補正されるわけではありません。末梢の状態だけでなく脈拍や血管特性等も関係するため、臓器・年齢等に合う基準で解釈します。拡張末期逆流ではDの符号を含めて扱います。
臨床・測定での確認点
- 波形と測定部位を確認します。
- 壁フィルタで拡張期が消えないか確認します。
- 臓器別の基準を同じ条件で使います。
覚えるポイント
- (S−D)/S。
- 無次元。
- 拡張末期の符号。
間違えやすい点
- RIを直接的な抵抗の絶対値としません。
- 全臓器共通の正常値を使いません。
- 角度に依存しにくい比でも測定不良は残ります。