RADIOLOGY GLOSSARY
心電図同期SPECT(ECG-gated SPECT)
IN ONE LINE
一言でいうと
心電図のR波などを基準に心周期を区分し、各位相の投影データから画像を再構成するSPECT撮像法です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
心臓の拍動の同じタイミングの信号を集め、心臓が動く様子を画像にします。
身近なイメージ
R–R間隔が800 msで、理想的に8等分して取得するとします。 一位相の幅は100 msです。実際は心拍変動やゲーティング方式により各位相の計数・幅が変わり得ます。
そもそも心電図同期SPECTとは?
心臓の拍動の同じタイミングの信号を集め、心臓が動く様子を画像にします。
R波を基準にした位相分割。/壁運動と心機能。/不整脈と時間・計数のトレードオフ。
定義・しくみ
心電図のR波などを基準に心周期を区分し、各位相の投影データから画像を再構成するSPECT撮像法です。心筋の血流分布に加えて壁運動や心機能を評価するために用います。
FORMULA
一定心周期を等分する教材モデルです。
位相ごとの計数は全心周期の合計計数とは異なります。
具体例で確認
R–R間隔が800 msで、理想的に8等分して取得するとします。
位相幅==100 ms
一位相の幅は100 msです。実際は心拍変動やゲーティング方式により各位相の計数・幅が変わり得ます。
専門的にもう一歩
多数の心拍の計数を対応する位相ビンへ振り分けます。一周期を細かく分けるほど時間分解能は改善し得ますが、一位相の計数は減ります。不整脈、R波の誤検出や拍動の除外は画像と心機能指標に影響します。位相分割と単純な経時的ダイナミック取得は区別します。
臨床・測定での確認点
- トリガ波形とR–R分布を確認します。
- 不整脈の除外条件と計数不足を点検します。
- 心機能値は再構成・解析ソフトの条件も確認します。
覚えるポイント
- R波を基準にした位相分割。
- 壁運動と心機能。
- 不整脈と時間・計数のトレードオフ。
間違えやすい点
- 心電図同期SPECTは心電図同期CTと同じ検出法ではありません。
- 拍動を一回だけ撮影するとは限りません。
- 画像由来の駆出率を不整脈下で無条件に信用しません。