RADIOLOGY GLOSSARY
焦点皮膚間距離(Focus–Skin Distance)
IN ONE LINE
一言でいうと
X線管焦点から患者の入射側皮膚までの距離を表す撮影幾何学上の量です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
X線の出発点から、最初にX線が当たる皮膚までの距離です。画像の板までの距離ではありません。
身近なイメージ
教材用に出力一定で距離を60 cmから80 cmへ変えます。 単純モデルでは約56%です。臨床の皮膚線量比とは限りません。
そもそも焦点皮膚間距離とは?
X線の出発点から、最初にX線が当たる皮膚までの距離です。画像の板までの距離ではありません。
入射皮膚まで/SIDとの区別/逆二乗則
定義・しくみ
X線管焦点から患者の入射側皮膚までの距離を表す撮影幾何学上の量です。焦点受像器間距離SIDとは異なり、患者の厚さや配置によって同じSIDでも変わります。
FORMULA
点線源・出力一定です。
強度比と吸収線量比を分けます。
具体例で確認
教材用に出力一定で距離を60 cmから80 cmへ変えます。
入射強度比=)²=0.5625
単純モデルでは約56%です。臨床の皮膚線量比とは限りません。
専門的にもう一歩
同じ管条件で散乱等を無視した入射束は距離の二乗に反比例します。AECによる出力変更や後方散乱があるため、距離比だけで皮膚吸収線量を算定しません。装置の焦点位置を基準に実距離を確認します。
臨床・測定での確認点
- 焦点位置を基準にします。
- AECの変化を確認します。
- 後方散乱を考慮します。
覚えるポイント
- 入射皮膚まで
- SIDとの区別
- 逆二乗則
間違えやすい点
- 受像器までとしない
- 患者厚を無視しない
- AECでも一定出力としない