RADIOLOGY GLOSSARY

幾何学的不鮮鋭(Geometric Unsharpness)

IN ONE LINE

一言でいうと

焦点が有限の大きさを持つため、物体の境界が受像面で半影として広がるぼけです。

BEGINNER GUIDE

はじめて学ぶ方へ

X線の出発点が一点でないため、物の影の輪郭が広がります。受像器から離れた物ほど広がりやすくなります。

身近なイメージ

教材用にf=0.6 mm、OID=10 cm、SOD=90 cmとします。 受像面の半影幅は約0.067 mmです。物体面の幅や全ぼけとは異なります。

そもそも幾何学的不鮮鋭とは?

X線の出発点が一点でないため、物の影の輪郭が広がります。受像器から離れた物ほど広がりやすくなります。

有限焦点/Ug=fOID/SOD/半影

定義・しくみ

焦点が有限の大きさを持つため、物体の境界が受像面で半影として広がるぼけです。焦点サイズと物体・受像器の配置に依存し、運動や受像器自体のぼけとは区別します。

FORMULA

fは実効焦点幅です。

具体例で確認

教材用にf=0.6 mm、OID=10 cm、SOD=90 cmとします。

Ug=0.6× mm

受像面の半影幅は約0.067 mmです。物体面の幅や全ぼけとは異なります。

専門的にもう一歩

受像面の半影幅Ugは理想幾何学でf×OID/SODです。fは対象方向の実効焦点幅で、焦点の形や位置でも変わります。総合的なぼけには検出器・動き・処理も加わり、Ugだけでは最終画像の解像力を表せません。

臨床・測定での確認点

  • 評価面を指定します。
  • 方向別焦点幅を使います。
  • 運動ぼけも評価します。

覚えるポイント

  • 有限焦点
  • Ug=fOID/SOD
  • 半影

間違えやすい点

  • 運動と同義にしない
  • 焦点幅だけで決めない
  • 総ぼけをUgとしない