RADIOLOGY GLOSSARY

グリッド比(Grid Ratio)

IN ONE LINE

一言でいうと

散乱線除去グリッドの鉛箔の高さを、隣り合う鉛箔間の間隔で割った無次元の比です。

BEGINNER GUIDE

はじめて学ぶ方へ

グリッドの隙間に対して壁がどれだけ高いかを示します。高い壁は斜めの散乱線を止めやすくなります。

身近なイメージ

教材用に鉛箔高さ2.0 mm、箔間隔0.25 mmとします。 グリッド比は8:1です。1 cm当たりの箔数を意味する値ではありません。

そもそもグリッド比とは?

グリッドの隙間に対して壁がどれだけ高いかを示します。高い壁は斜めの散乱線を止めやすくなります。

h/D/無次元/カットオフ

定義・しくみ

散乱線除去グリッドの鉛箔の高さを、隣り合う鉛箔間の間隔で割った無次元の比です。グリッド密度とは異なり、散乱除去能力と位置合わせの許容範囲に関係します。

FORMULA

間隔は箔厚を含みません。

高さと間隔を同じ単位にします。

具体例で確認

教材用に鉛箔高さ2.0 mm、箔間隔0.25 mmとします。

r===8

グリッド比は8:1です。1 cm当たりの箔数を意味する値ではありません。

専門的にもう一歩

一般に比が高いほど散乱除去が強くなる一方、一次線のカットオフにも敏感になります。焦点距離・中心・傾きを合わせ、必要露出の増加を評価します。比だけから透過率や患者線量を一意に決めることはできません。

臨床・測定での確認点

  • 中心と傾きを合わせます。
  • 適用距離を確認します。
  • 露出増加を評価します。

覚えるポイント

  • h/D
  • 無次元
  • カットオフ

間違えやすい点

  • 密度と混同しない
  • 高いほど常に適切としない
  • 線量増加を固定値としない

一緒に確認したい用語