RADIOLOGY GLOSSARY

照射野(Irradiation Field)

IN ONE LINE

一言でいうと

X線などの放射線束が照射される範囲を、指定した面で表したものです。

BEGINNER GUIDE

はじめて学ぶ方へ

実際に放射線が当たる範囲です。同じ絞りでも、焦点から遠い面では広くなります。

身近なイメージ

教材用に焦点から100 cmの面で幅20 cmの束を、150 cmの面で考えます。 幅は30 cmです。受像器サイズと自動的に一致するわけではありません。

そもそも照射野とは?

実際に放射線が当たる範囲です。同じ絞りでも、焦点から遠い面では広くなります。

距離依存/散乱線/撮影前の制限

定義・しくみ

X線などの放射線束が照射される範囲を、指定した面で表したものです。焦点からの距離で大きさが変わり、受像器上の表示領域や撮影後の切り取り範囲とは異なります。

FORMULA

点焦点の相似近似です。

線寸法と面積の比を分けます。

具体例で確認

教材用に焦点から100 cmの面で幅20 cmの束を、150 cmの面で考えます。

幅=20×=30 cm

幅は30 cmです。受像器サイズと自動的に一致するわけではありません。

専門的にもう一歩

発散する束では照射野の線寸法は距離に比例します。照射野が広いと照射体積や散乱線が増えやすくなります。デジタル画像のマスキングでは患者への照射は減らず、撮影前の適切な絞りが必要です。

臨床・測定での確認点

  • 評価面を指定します。
  • 必要範囲を含めます。
  • 撮影前に絞ります。

覚えるポイント

  • 距離依存
  • 散乱線
  • 撮影前の制限

間違えやすい点

  • 表示範囲と同一にしない
  • 面の指定を省かない
  • マスキングを線量低減としない

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