RADIOLOGY GLOSSARY
等線量曲線(Isodose curve)
IN ONE LINE
一言でいうと
平面内で同じ吸収線量、または同じ基準に対する相対線量を持つ点を結んだ曲線です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
地図の等高線のように、同じ線量になる場所を線で結んで分布を見ます。
身近なイメージ
規格化の基準を処方線量60 Gyとし、90%の等線量曲線を表示する教材例です。 この基準なら曲線上は54 Gyです。最大線量を100%とした別の図の90%とは直接比較できません。
そもそも等線量曲線とは?
地図の等高線のように、同じ線量になる場所を線で結んで分布を見ます。
同じ線量を結ぶ曲線。/規格化基準。/等線量面とDVH。
定義・しくみ
平面内で同じ吸収線量、または同じ基準に対する相対線量を持つ点を結んだ曲線です。治療計画やファントム測定で線量の空間分布を示し、三次元では等線量面として扱います。
FORMULA
相対線量は基準線量で規格化した値です。
二次元の一本の線だけでは三次元の被覆を評価できません。
具体例で確認
規格化の基準を処方線量60 Gyとし、90%の等線量曲線を表示する教材例です。
D90%=0.90×60=54 Gy
この基準なら曲線上は54 Gyです。最大線量を100%とした別の図の90%とは直接比較できません。
専門的にもう一歩
絶対線量Gyの曲線と、最大値や処方線量などで規格化した百分率の曲線があります。基準が変わると同じ90%でも意味は異なります。等線量曲線は空間配置を示し、臓器の体積分布を集約したDVHとは補完関係にあります。線の内側がどの線量域かも確認します。
臨床・測定での確認点
- 絶対値か相対値か、規格化基準を示します。
- 断面位置と画像の座標を確認します。
- 標的と正常組織を三次元・DVHでも評価します。
覚えるポイント
- 同じ線量を結ぶ曲線。
- 規格化基準。
- 等線量面とDVH。
間違えやすい点
- 等線量曲線は照射野の物理的な境界そのものではありません。
- 90%という数字だけでGyは決まりません。
- 一断面の被覆だけで全標的の被覆を保証しません。