RADIOLOGY GLOSSARY
線量プロファイル(Beam dose profile)
IN ONE LINE
一言でいうと
一定の深さと測定幾何で、ビーム軸に対する横方向の位置に沿って線量を並べた分布です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
同じ深さでビームを横切り、中心から端まで線量がどう変わるかを調べます。
身近なイメージ
同じ深さの中心軸線量1.00 Gy、軸外点の線量0.95 Gyを比較します。 その点の軸外線量比は0.95です。一点の値だけではプロファイル全体の平坦度や対称性は求められません。
そもそも線量プロファイルとは?
同じ深さでビームを横切り、中心から端まで線量がどう変わるかを調べます。
横方向の線量分布。/中心部・半影・野外。/平坦度・対称性の基礎。
定義・しくみ
一定の深さと測定幾何で、ビーム軸に対する横方向の位置に沿って線量を並べた分布です。中心部・辺縁・照射野外の線量や、平坦度・対称性・半影を評価するために用います。
FORMULA
ここでのOARはoff-axis ratio(軸外線量比)で、リスク臓器を指すorgan at riskとは別の略語です。分母は同じ深さの中心軸線量です。
線量分布の評価範囲とサンプリング間隔を指定します。
具体例で確認
同じ深さの中心軸線量1.00 Gy、軸外点の線量0.95 Gyを比較します。
OAR===0.95
その点の軸外線量比は0.95です。一点の値だけではプロファイル全体の平坦度や対称性は求められません。
専門的にもう一歩
主軸方向や対角方向などの走査で取得し、中心軸線量などを基準に規格化します。線質、照射野、深さと線源距離に依存し、検出器の体積平均や位置精度も影響します。深さ方向のPDDとは走査方向が異なります。FFFビームでは意図的な中心ピークも考慮します。
臨床・測定での確認点
- 測定深、照射野、走査軸と距離を記録します。
- 急勾配部では検出器寸法と位置精度を確認します。
- 基準のプロファイルと同じ規格化で比較します。
覚えるポイント
- 横方向の線量分布。
- 中心部・半影・野外。
- 平坦度・対称性の基礎。
間違えやすい点
- PDDの深さ方向の分布とは異なります。
- 中心軸が一致すれば全プロファイルが一致するとは限りません。
- 検出器の体積平均を無視しません。