RADIOLOGY GLOSSARY

線広がり関数(Line Spread Function)

IN ONE LINE

一言でいうと

理想的に細い線を入力したときの、線に垂直な方向の画像応答を表す関数です。

BEGINNER GUIDE

はじめて学ぶ方へ

細い一本の線が、画像では横方向へどれだけ太く広がるかを調べるものです。

身近なイメージ

教材用に二次元PSFをy方向へ足し合わせてx方向の応答を求めます。 線方向の積分でLSFが得られます。中心の一行だけを取り出す操作とは異なります。

そもそも線広がり関数とは?

細い一本の線が、画像では横方向へどれだけ太く広がるかを調べるものです。

線に垂直な応答/PSFの積分/MTF

定義・しくみ

理想的に細い線を入力したときの、線に垂直な方向の画像応答を表す関数です。線形・位置不変な系ではPSFを線に平行な方向へ積分したものとして扱えます。

FORMULA

理想線・線形系の式です。

積分方向は線に平行です。

具体例で確認

教材用に二次元PSFをy方向へ足し合わせてx方向の応答を求めます。

LSF(x)=∫PSF(x,y)dy

線方向の積分でLSFが得られます。中心の一行だけを取り出す操作とは異なります。

専門的にもう一歩

スリット法やエッジ応答の微分から求め、正規化したフーリエ変換の絶対値を方向別MTFに用います。スリット幅、傾き、画素開口やノイズが測定を変えます。二次元PSFの単純な中心断面と同じとは限りません。

臨床・測定での確認点

  • 測定方向を記録します。
  • スリット幅を評価します。
  • 微分のノイズを抑えます。

覚えるポイント

  • 線に垂直な応答
  • PSFの積分
  • MTF

間違えやすい点

  • PSF断面と必ず同じにしない
  • ノイズを無視しない
  • 線幅をゼロと決めつけない

一緒に確認したい用語