RADIOLOGY GLOSSARY

乳房圧迫(Breast compression in mammography)

IN ONE LINE

一言でいうと

マンモグラフィで乳房を圧迫板と受像器側で挟み、厚さと組織の重なりや動きを減らす操作です。

BEGINNER GUIDE

はじめて学ぶ方へ

乳房を広げて薄く固定し、組織の重なりや動きによる見えにくさを減らします。

身近なイメージ

適切な位置決めと圧迫で乳房厚を減らした画像を、圧迫不足の画像と比べます。 重なりと動きの低減が期待できますが、厚さだけで全乳房の描出や患者の許容を判断しません。

そもそも乳房圧迫とは?

乳房を広げて薄く固定し、組織の重なりや動きによる見えにくさを減らします。

厚さ・重なり・動きの低減。/散乱と必要露出への影響。/位置決めと患者への配慮。

定義・しくみ

マンモグラフィで乳房を圧迫板と受像器側で挟み、厚さと組織の重なりや動きを減らす操作です。画質と線量の最適化に役立ちますが、患者の状態や痛みへの配慮が必要です。

FORMULA

力Nと圧力Paは面積を介して異なる量です。

全患者へ同じ力を一律に処方する解説ではありません。

具体例で確認

適切な位置決めと圧迫で乳房厚を減らした画像を、圧迫不足の画像と比べます。

重なりと動きの低減が期待できますが、厚さだけで全乳房の描出や患者の許容を判断しません。

専門的にもう一歩

厚さを減らすことで透過と散乱、幾何学的ぼけ、必要露出に影響し、組織の重なりを減らします。圧迫力だけで適切さは決まらず、位置、面積、均一性や患者の状態を確認します。圧迫の追加が必ず画質や線量を同じ割合で改善するわけではなく、過度な圧迫を避けます。

臨床・測定での確認点

  • 説明と痛み・状態の確認を行います。
  • 組織の引き込みと均一な圧迫を確認します。
  • 圧迫厚と撮影条件を記録します。

覚えるポイント

  • 厚さ・重なり・動きの低減。
  • 散乱と必要露出への影響。
  • 位置決めと患者への配慮。

間違えやすい点

  • 強く押すほど常に良いわけではありません。
  • 圧迫厚だけで画質を保証しません。
  • 圧迫しても全ての重なりが消えるわけではありません。