RADIOLOGY GLOSSARY
磁場均一性(Magnetic field homogeneity in MRI)
IN ONE LINE
一言でいうと
MRIの対象領域内で静磁場B0がどの程度そろっているかを表す性質です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
撮る範囲の磁場が場所によってどれくらい違うかを示す性質です。
身近なイメージ
B0=3 Tに対する教材上の偏差を3 μTと定義した例です。 相対偏差は1 ppmです。測定領域や最大差・RMSの規約を付けずに装置性能を比較しません。
そもそも磁場均一性とは?
撮る範囲の磁場が場所によってどれくらい違うかを示す性質です。
B0の空間的なそろい方。/ppmと領域指定。/脂肪抑制・MRSへの影響。
定義・しくみ
MRIの対象領域内で静磁場B0がどの程度そろっているかを表す性質です。領域の大きさと測定・集計方法を伴って評価し、RF磁場B1の均一性や装置の磁場強度とは区別します。
FORMULA
ppmは相対偏差の百万分率です。
分母の基準B0と偏差の定義をそろえます。
具体例で確認
B0=3 Tに対する教材上の偏差を3 μTと定義した例です。
相対偏差 = (3×)×10⁶ = 1 ppm
相対偏差は1 ppmです。測定領域や最大差・RMSの規約を付けずに装置性能を比較しません。
専門的にもう一歩
磁場の偏差はppm等で規格化して示せますが、最大差、標準偏差などの定義で値が変わります。磁石、周囲構造物、患者の磁化率によって変化し、共鳴周波数や脂肪抑制、MRSに影響します。指定領域外の均一性まで保証する値ではなく、B1によるフリップ角の偏りとも区別します。
臨床・測定での確認点
- 評価領域と指標を明記します。
- 設置環境と患者による変化を考慮します。
- B0とB1の不均一を区別します。
覚えるポイント
- B0の空間的なそろい方。
- ppmと領域指定。
- 脂肪抑制・MRSへの影響。
間違えやすい点
- 磁場が強いほど必ず均一とは限りません。
- 最大差と標準偏差のppmを混ぜません。
- B1の均一性を同じ指標としません。