RADIOLOGY GLOSSARY
自然放射線(Natural background radiation)
IN ONE LINE
一言でいうと
宇宙線や地殻・建材・体内の天然放射性核種、ラドンとその子孫核種など、自然起源の線源による放射線です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
空や大地、食べ物などに由来し、暮らしている環境でもともと存在する放射線です。
身近なイメージ
教材用に宇宙線0.3、大地0.4、吸入1.0、摂取0.3 mSv/年という架空の評価値を置きます。 同じ期間・同じ評価量なら合計は2.0 mSv/年です。ここでの成分値は世界平均や日本平均の引用ではありません。
そもそも自然放射線とは?
空や大地、食べ物などに由来し、暮らしている環境でもともと存在する放射線です。
宇宙・地殻・体内・ラドン。/外部と内部の経路。/地域差と平均の解釈。
定義・しくみ
宇宙線や地殻・建材・体内の天然放射性核種、ラドンとその子孫核種など、自然起源の線源による放射線です。外部被ばくと内部被ばくの両方を含み、地域や生活条件で寄与が変わります。
FORMULA
合計には同じ種類の線量と同じ期間を用います。
具体例で確認
教材用に宇宙線0.3、大地0.4、吸入1.0、摂取0.3 mSv/年という架空の評価値を置きます。
Etotal=0.3+0.4+1.0+0.3=2.0
同じ期間・同じ評価量なら合計は2.0 mSv/年です。ここでの成分値は世界平均や日本平均の引用ではありません。
専門的にもう一歩
外部では宇宙線と地表など、内部では吸入と摂取による核種が寄与します。人の活動で天然核種への曝露が増える場合もあり、自然・人工という起源だけで防護の必要性は決まりません。世界平均は調査年・線量係数・人口の重み付けなどで更新されるため、各個人や地域の値とは区別します。
臨床・測定での確認点
- 線源・経路・評価期間を分けて記録します。
- 地域や屋内環境・滞在条件を考慮します。
- 平均値を個人の測定結果とは呼びません。
覚えるポイント
- 宇宙・地殻・体内・ラドン。
- 外部と内部の経路。
- 地域差と平均の解釈。
間違えやすい点
- 自然放射線は外部被ばくだけではありません。
- 自然由来というだけで安全性は決まりません。
- 過去の世界平均を現在の全員の線量としません。